医療崩壊について言及しなくなった専門家会議メンバー

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    JUGEMテーマ:東京都

     

     今日は「医療崩壊について言及しなくなった専門家会議メンバー」と題して論説します。

     

     私は新型コロナウイルスの問題が発生して以来、「命を取るべきか?経済を取るべきか?」という議論に辟易としていました。なぜならば、経済もまた命に直結する問題だからです。

     

     新型コロナウイルスに対するゼロリスクを目指せば、その分他のリスクが上昇することをずっと訴え続けてきました。

     

     和田秀樹氏という精神科医の方がおられますが、和田氏は次のように指摘しています。

    『専門家会議、政府、マスコミ、みんなグループシンク(集団浅慮)の状態に陥り、他の意見を受け入れなくなっている。米国の社会心理学者によれば、そうなると現在選んでいる選択肢の危険性を検討しなくなってしまい、集団免疫の獲得など、一度否定された代替案の再検討も一切しなくなる。感染予防のことしか考えず、経済がボロボロになった時の対応策を考えなくなってしまう。』

     

     和田氏によれば、「集団浅慮」の病巣はテレビに顕著にみられると指摘しています。例えばPCR検査が少なすぎると不安を煽って視聴率を稼ぐことを目的としているならば、その罪は重すぎますし、火事場泥棒的に国家安全法を成立させる中国を許してはいけませんが、日本政府は習近平国家主席の国賓来日のため、米英と協調とせず、火事場泥棒的な国家安全法の制定を黙認する対応と取ろうとしています。

     

     東京アラートでいえば、専門会議メンバーから、感染者数拡大について速やかに対策を講じるため、3つの基準を引き上げるべきだとする声があります。

     

     東京アラートの3つの基準とは次の通りです。

    ●直近1週間の新規感染者数が10万人あたり5人程度であること

    ●感染経路不明者の割合が半数を超えること

    ●感染者が2倍になる期間が7日未満であること

     

     東京都は上記3つを目安に東京アラートを出す運用方針を示しています。

     

     もともと緊急事態宣言は、医療崩壊を防ぐことが最大の目的でした。

     

     にもかかわらず今、”医療崩壊を防ぐこと”がほとんど語られません。

     

     ただ数字で10万人中5人、感染経路不明者が半数超など基準がありますが、それと医療崩壊の関係は全く論じられていません。

     

     感染症の病床は7割以上が空いていますが、仮にも医療崩壊を防ぐことを目指すならば、感染症の病床が9割稼働しているときと、1割しか稼働していないときとで、緊急事態宣言を出す水準が変わってもいいはずです。

     

     ところがそれらが全く無関係に数字だけ独り歩きしているわけで、この状況は和田氏が指摘する”集団浅慮”としか言いようがないと私は思います。

     

     専門家が”集団浅慮”に陥り、医療崩壊について言及せず、東京アラートの基準をもっと引き上げろ!と主張しているのは、私は全く賛同できません。

     

     別に専門家をこき下ろしたいわけではなく、専門家が”集団浅慮”に陥っているとするならば、日本社会は途轍もない被害を受ける可能性があることを指摘したいだけです。

     

     専門家は決して浅慮に言論を振りまくのではなく、深慮であって欲しいと思うのは、私だけでしょうか?

     

     既にいろんな情報が集まっている今の状況は、専門家会議にすべて丸投げするほど、無知・未知な状況ではありません。いろんなデータが公開されて検証できる状況になっており、浅慮状況から深慮状況となるよう専門家の方々には深く物事を考えていただきたいと思います。

     

     なぜならば浅慮に考えて安易に緊急事態宣言を出してしまっては、経済がボロボロになるのが目に見えているからです。

     

     薬を投与する際、副作用を考えない医者はバカな医者といえます。

     

     その意味では緊急事態宣言(=8割自粛)は、抗がん剤のようなものであり、大きな副作用があることが分かっている薬であるといえます。

     

     副作用は別の分野の人、今回のコロナ騒動でいえば経済学者が考えればいい問題だ!などという医者がいるとすれば、その医者は人殺しと同じです。

     

     いろんなデータが公開されている今、薬がどのくらい効くのか?緊急事態宣言はどのくらい効くのか?その副作用とを総合的に見ながら、薬を投与しなければ、患者はみんな死んでしまうでしょう。

     

     

     

     というわけで今日は「医療崩壊について言及しなくなった専門家会議メンバー」と題して論説しました。


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