TBSサンデーモーニングのコメンテーター寺島実郎氏が提唱する国際連帯税について

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     皆さんは、TBSの番組で日曜日の午前中に放映されている「サンデーモーニング」という番組をご存知でしょうか?

     私は個人的には、この「サンデーモーニング」は有害な番組だと思いまして、その理由は反日報道が目に余るからです。メインゲストに出てくる面々もレベルの低い人が多い。寺島実郎氏は著名な方ではありますが、この方の論説・言説も相当にイマイチです。

     特にコロナの関係では、寺島実郎氏は「国際連帯税」なるものを導入推進すべきという言説を展開していまして、私は逆に「国際連帯税」は増税なので、デフレ期の今の増税にそもそも反対の立場です。

     そこで今日は寺島実郎氏が推奨する国際連帯税を取り上げ、「TBSサンデーモーニングのコメンテーター寺島実郎氏が提唱する国際連帯税について」と題して論説します。

     

     寺島実郎氏は、日本再生論という題で論説を展開しておりまして、その中にBSL−4施設の建設の増設を主張されています。

     

     私は、この考えには賛成です。

     

     BSL−4というのは、新型コロナウイルスやエボラ出血熱など、危険なウイルスを取り扱う研究所施設のことを言い、バイオセキュリティレベル4と呼びます。

     

     日本国内では国立感染症研究所村山庁舎と理化学研究所筑波研究所の2つの施設で、BSL−4の研究ができる施設を所有します。現在長崎県でもBSL−4施設を建設中で今年完成する予定で、長崎の施設が完成すれば、日本では3つの施設を保有することになります。

     

     因みに新型コロナウイルスが漏れたのでは?と、コロナウイルスの発生源とされた武漢ウイルス研究所もBSL−4施設の一つです。

     

     寺島実郎氏は、日本が感染症のパンデミックに速やかに適切な対応が取れるようBSL−4施設を多く建設するべきであると述べておりまして、私もその考えには賛同します。

     

     ところがBSL−4施設建設にあたり、財源をどうするか?という点で、寺島実郎氏は「国際連帯税」を徴収して財源に充当すべきであるとしています。

     

     この発想こそ、寺島実郎氏の実力であろうと私は思います。

     

     国際連帯税というのは、航空券連帯税と称されるものと、金融取引税に分けられます。

     

     航空券連帯税は、フランスなど14か国が導入しており、金融取引税についてはEU加盟国10か国が先行導入を検討しているとしています。金融取引税は、株取引に0.2%、為替取引に0.005%を課し、主にグローバル化の恩恵を受ける人が責任を共有して負担するべきであるという発想を根底とした制度設計になっています。

     

     しかしながらいま日本はデフレであり、コロナの影響で世界中がデフレになりつつあります。

     

     というより、米中貿易戦争によるスロートレード(貿易量の減少)により、コロナの前から世界はデフレ化の方向にむかっていて、その状況にコロナ騒動が舞い込んできたという状況です。

     

     何が言いたいかといえば、デフレでは増税は不要ということ。グローバリズムの恩恵を受けていようといなかろうと、日本はデフレなので、BSL−4建設の財源など、普通に財政出動をすれば済む話です。

     

     憲法第16条の国民の幸福権追及の義務と齟齬する財務省設置法第3条の「健全な財政運営」との表記を、「国民が豊かになるための財政運営」に改正する。そうすれば国民の幸福権追及のためにBSL−4施設を作る。その財源は、財政法第4条による4条公債(建設国債)を発行すればいいだけの話です。

     

     財務省は、財務省設置法第3条で「健全な財政運営」という記載があるために緊縮財政をやっているようなもので、人事制度もそのようになっているので、財政規律を守ろうとします。

     

     私は過去、財務省設置法第3条の改正についても取り上げたことがありましたが、仮にも財務省設置法第3条の改正がなくても、憲法第83条の財政民主主義により、国会が財政出動を決めれば、新たに国際連帯税やコロナ増税や消費増税などで税金を集めなくても、4条公債を日本政府が発行し、日銀に担保として差し入れ、日銀は日本政府に日銀当座預金を貸出すことで、日本政府は財源を捻出することが可能です。

     

     中央銀行(米国はFRB、英国はイングランド中央銀行など)の日本銀行や、メガバンクや地銀など商業銀行がバンクをいわれる所以は、ゼロからお金を生み出すことができるということ。これが信用創造であり、資本主義というものは、信用創造によって経済が成長できるのであって、ミクロ経済学の予算制約を当てはめてBSL−4建設の財源を考えていると、「財源はどこから捻出すべきか?どのような税金を取ればいいだろうか?」という徴税を担保にした発想になります。

     

     因みに、4条公債を日本政府が発行して・・・というオペレーションは、日銀と財務省間でオンラインでつながっている官公庁会計システムのADAMS兇箸いΕ轡好謄爐砲茲辰徳犧遒鮃圓┐仆峪にお金を生み出すことが可能です。

     

     したがって国際連帯税やコロナ復興税などの名目で税金を集める必要もありません。

     

     政府の財政支出について徴税の担保なしに資金を拠出できるスペンディング・ファーストを理解していれば、BSL−4建設で財源をどうするか?を考える際、どうやって税金を集めるか?という答えにならないはずです。

     

     ところが他国の話を持ち出して、国際連帯税を日本にも導入すべきであると持ち出す時点で、寺島実郎氏の実力というのは、残念ながら”この程度”という話になろうかと、私は思います。

     

     もともと日本再生論などと大きくマクロを論じられておられるものの、寺島実郎氏の言説・論説では、日本を再生させることは絶対にできません。

     

     TBSのサンデーモーニングでのコメントを聞いていても、国民経済についてまるで白痴であり、日本の没落を加速化させる言説・言論でしかありません。

     

     どんな肩書を持とうと、どんな資格を保有していようと、どんな経歴があろうとも、地動説を知らずガリレオを迫害したキリスト教徒と同じ。あるいはハンガリー人の研修医センメルヴェイル・イグナーツの手洗いの推奨を理解せず、パスツールが細菌論を確立するまで、多くの母子を死に追いやってインテリぶった産婦人科の医師と何ら変わりません。

     

     こういう人の言説が日本国内で蔓延るために、いつまで経っても日本が再生せず、発展途上国が止まらないということを自覚していただきたいと、僭越ながら私は強く抗議したく思います。

     

     

     

     というわけで今日は「TBSサンデーモーニングのコメンテーター寺島実郎氏が提唱する国際連帯税について」と題して論説しました。

     因みにですが、GDP3面等価の原則で考えれば、財政出動でBSL−4施設を作ることで、「政府支出=施設の生産=生産者の所得の発生」でGDP成長、即ち経済成長するということも、寺島実郎氏はご存知ないかもしれません。

     もしどなたか?寺島実郎氏の知人の方がおられましたが、寺島氏に「国際連帯税なんて不要ですよ。間違ってますよ。普通に国債発行が正しいですよ!」と優しく教えて差し上げてください。

     

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