北海道夕張市の地域再生事業について

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    JUGEMテーマ:経済全般

     

    今日は地方創生のカテゴリーで、北海道夕張市について取り上げます。

     

     夕張市が北海道のどの辺に位置するか?下記地図の赤い●の部分が夕張市です。

     

     

     北海道夕張市と言えば、観光事業(遊園地)に力を入れましたが、不適切な会計で損失を隠して財政破綻した地方自治体です。

    地方自治体は政府と異なり、通貨発行権を持ちませんので、財政破綻することがあり得ます。

     とはいえ、本来は財政破綻する前に、夕張市の地方の政治家(市議会議員、道議会議員、同市エリア選出の国会議員)らが、地方交付税の交付金額増額を要請するなどして、財政再生団体とならないように救済するべきであったと、私は思います。

     

     その夕張市ですが、財政再生団体となって以降、緊縮財政で切り詰め切り詰めをやってきました。地方自治体そのものが支出をしなければ、着実にそのエリアの経済は萎みます。夕張市の経済が萎めば、夕張市は税収が増えずというように、悪循環になるだけです。

     

     地方自治体がお金を使うのを辞めれば、絶対にその地の所得は減ります。唯一例外なのは東京などの大都市圏です。大都市圏はインフラが整っており、人口が集積しやすい環境であるために、人・物・金が集まりやすく、例えば東京都がオリンピック開催への支出を減らすなどの緊縮財政をやったとしても、人も企業も集まってくるのです。

     

     一方大都市圏以外の地方自治体は、地方自治体そのものが支出を拡大しなければ、そのエリアの所得は減ります。極端な話、地方自治体がお金を使うのを辞めれば絶対にその地の所得は減ります。

     

     普通に考えれば理解できることだと思いますが、「夕張市は財政破綻したんだから、緊縮財政をするのは当たり前だろう!」という発想そのものが間違っているのです。

     

     地方自治体がどうやったら再生できるか?即ち地方創生に効果がある政策は何か?と言えば、とにかく地方自治体がお金を使うことであって、他に方法はありません。

     

     とりあえずでいえば、インフラを作ればよいのです。箱物などの建築物よりも、交通インフラを作るのに何か問題がありますでしょうか?「ザイセイガー」「プライマリバランスガー」といったお金がない的な話をする人が多いことが、日本を不幸にしているのです。

     

     北海道夕張市の地域再生事業がうまく軌道に乗ることを祈りつつ、北海道新幹線の札幌延伸の早期開通や、札幌→旭川→稚内、札幌→帯広→釧路→根室といったルートでの新幹線整備の早期着手など、建設国債を発行して早く着手して欲しいものと思います。

     

     そんなわけで、今日は夕張市の地域再生事業の話題に絡み、地方創生にインフラの整備、とりわけ交通インフラが有効であることを改めて主張させていただきました。


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