1,000兆円の国債発行は”1”を1回、”0”を15回、キーボードを叩いて”Enter”を押すだけで発行できます!

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     今日はMMT理論について触れたく、「”1,000兆円の国債発行は”1”を1回、”0”を15回、キーボードを叩いて”Enter”を押すだけで発行できます!」と題して論説します。

     

     今年の4月から、私はMMT理論(Modern Monetary Theory)について記事を何回か書いています。MMT理論の要点は下記の通りです。

    (1)自国通貨建ての債務について、ミクロ経済学でいう予算制約は受けない

    (2)全ての国家は、生産と需要について実物的な限界という制約を受けることはあり得る

    (3)政府の赤字は民間の黒字である

     

     また、(3)に関連して、政府の赤字は民間の黒字であるということで、国民の預金が増えるためには、誰かが負債を増やす必要があり、負債を増やす主体は、家計でも企業でも政府でもよく、デフレの日本では家計も企業も借金を増やそうとはしない一方、政府はデフレでも負債を増やすことができ、デフレの時に負債を増やせる主体は政府であれば、供給力という制約を除けば、好きなだけ政府の負債を増やすことが可能です。

     

     企業と家計にとってデフレ状況下では負債は悪です。なぜならば借金の元金の価値は下がることなく、物価の下落を通じて、企業の売上が減少し、実質賃金、名目賃金が下がっていくことで、企業と家計は負債の返済ができなくなってしまうからです。

     

     ところが政府はデフレ状況下で負債を増やすことは可能です。ミクロ経済でいうところの予算制約の影響がないからです。

     

     というより政府の存在目的は、経世済民(世を経め、民を済う)であるため、経世済民のためには何をやってもよい。デフレ脱却する為に負債をどれだけ増やしたとしても、何ら問題ありません。

     

     そしてインフレは恐れるに足らずです。資本主義の前提は、負債を増やして経済を拡大していくことであって、人口の増減とか全く関係なく、相関関係ですらありません。そのため、マイルドなインフレ率2%〜3%が、資本主義として健全な状態です。

     

     日本は日銀の物価目標2%(コアCPIで2%)としていますが、達成できておらず、第2次安倍政権になって6年以上経過していますが、未だデフレが脱却できていないということになります。

     

     少し話を戻しましてMMT理論でいえば、政府が負債を増やすことについて物理的にはいくらでも可能です。例えば新たに建設国債を1,000兆円発行する場合、1,000兆円=1,000,000,000,000,000円ですので、”1”を1回、”0”を15回、キーボードを叩いて”Enter”を押すだけで、1,000兆円の国債を発行することは可能です。

     

     政府は銀行預金を借りているわけではありません。政府は国債を発行して赤字国債を増やすことで、具体的には下記 銑Г離廛蹈札垢魴个胴餾弔鯣行します。

    <政府支出によって(財政赤字にすることで)、預金が生み出されるプロセス>

     ‘本銀行が銀行に日銀当座預金を貸し出す

     (市中の銀行は、銀行預金は負債勘定となるため、自行に銀行預金を持つことはできない)

     ∪府は国債を発行し、銀行が持つ日銀当座預金を借り入れる

     F銀当座預金の所有者が銀行名義から政府名義に代わる

     (日銀当座預金は、政府と銀行しか保有できず、一般企業や一般人は保有できない)

     だ府は日銀当座預金を担保に政府小切手を発行して、企業に公共事業の支払いをする

     (=政府に赤字が発生=財政赤字が発生=企業に黒字が発生)

     ゴ覿箸論府小切手を銀行に持ち込み、預金と交換する

     Χ箙圓論府小切手を日銀に持ち込み、日銀当座預金と交換する

     日銀は政府小切手を政府名義の日銀当座預金で決済する

     

     

     

     上図の通り、 銑Г鮟腓砲笋辰討いと、上図の上から下の方に降りてくる形で、オペレーションされます。結果、政府が財政赤字を作り出すことで、民間企業に黒字がもたらされ、企業の預金が増えます。そして、企業の預金は給料などの名目で家計の預金に振り替わります。

     

     上図は政府が”100”財政赤字にすると、国民が”100”黒字になる図でしたが、政府が財政赤字にするため、建設国債を発行するのは、瞬時にできます。何しろ”1”を1回、”0”を2回キーボードを叩き、”Enter”するだけでいいからです。

     

     仮に2,000兆円の赤字国債を発行するにしても、”2”を1回、”0”を15回、キーボードを叩いた後、”Enter”をするだけです。

     

     このように国債を発行することは簡単で、制約がないのか?といわれれば、供給能力という制約は存在します。

     

     例えば、デフレを放置して医療機関がバタバタを倒産したとして、それも自己責任といって政府が放置したとします。

     

     その後、経世済民のために、”日本国民の医療費を政府が全額負担します” あるいは ”自己負担30%が無くなって全額政府が負担してくれる” としましょう。

     

     この場合、赤字国債でも医療国債でもなんでもいいのですが、国債を1,000兆円発行することは簡単にできますが、医療機関が倒産を続けてしまえば、政府が医療費を全額負担しようにも、病院(施設や医師や看護師)が不足しているという状況となり、日本国民は治療を受けられない可能性が普通に起こり得るのです。

     

     憲法第13条では、国政は、国民の幸福を追求する権利について最大の尊重を必要するとあります。

    第十三条
    すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

     

     そのため、日本国民を幸せにしよう!豊かな生活を送れるようにしよう!と、憲法13条でいう国民の幸福を追求する為に、医療費を医療国債もしくは赤字国債を発行して全額負担すると国会で決めたとしても、病院が倒産してしまって不足している、看護師や医師が不足しているという状況では、満足な治療を受けられないどころか、そもそも受診することですらできません。

     

     家計や企業経営ではお金が問題になりますが、国家というのはお金が問題なのではなく、供給力が問題です。

     

     供給力が高い国家こそ、国力が高い国=先進国です。国民が幸福を追求するとすれば、あらゆる需要が無限に存在します。

     

    ●中国の軍事侵攻や北朝鮮のミサイルから日本国民を守るための国防安全保障

    ●日本国民が安心しておいしい食事を食べられるにするための食糧安全保障

    ●日本国民が最先端の医療を受けられるようにするための医療安全保障

    ●あらゆる自然災害から日本国民の生命と財産を守るための災害安全保障

    ●日本国民が豊かに暮らせるために生産性向上のためのインフラ設備投資と科学技術の振興 などなど

     

     上記で挙げたものは、人口の増減に関係なく、需要が存在し、無限に存在します。

     

     その需要に応えるためには、お金は問題になるのでしょうか?

     

     お金など、キーボードマネーで簡単に生み出すことができます。政府がキーボードマネーで負債を増やせば、国民はお金が増えますが、お金が増えることは国民の豊かさに直結するのでしょうか?

     

     私は何も”お金は大事ではない”とか、”お金など不要”などと、言いたいのではなく、”供給力があってこそ、お金には価値があり、供給力こそ国力の強さである”と言いたいだけです。

     

     そうしたことが理解できれば、「プライマリーバランス黒字化」とか、「”1000兆円の負債ガー”といった言説」がいかに愚かであり、お金が問題なのではなく、供給力こそ大切にしなければならないことであるということが、誰でも理解できるのではないでしょうか?

     

     

     というわけで今日は「1,000兆円の国債発行は”1”を1回、”0”を15回、キーボードを叩いて”Enter”を押すだけで発行できます!」と題して論説しました。

     

     

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