日本よりもアフリカの方を大事にする日本政府

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     今日は先月8/28に、横浜市内で3日間の日程で行われた第7回アフリカ開発会議(TICAD7)について取り上げ、「日本よりもアフリカの方を大事にする日本政府」と題して論説します。

     

     下記は時事通信の記事です。

    『時事通信 2019/08/28 20:43 安倍首相、民間投資拡大を表明=3年で2兆円超目指す−アフリカ開発会議が開幕

     日本政府主導でアフリカ支援策を議論する第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が28日、横浜市内で3日間の日程で開幕した。三首相は基調演説で、前回会合が開かれた2016年からの3年間で、日本からアフリカへの民間投資が200億ドル(約2兆円)に達したと紹介。支援の柱を政府による援助から民間投資に移し、今後3年で過去3年の実績を上回る民間投資を目指す考えを明らかにした。
     首相は「3年で200億ドルの勢いがこの先、日々新たに塗り替えられるよう全力を尽くす」と表明。「日本企業のアフリカ進出を助けるため、あらん限りの策を講じる」と述べ、輸入費用やプロジェクト融資のリスクを貿易保険で100%カバーできる仕組みを構築する方針を示した。

     首相は日本企業進出の環境を整えるため、6年間で3000人の産業人材の育成や、5000人の科学技術イノベーション高度人材の養成を目指すと説明。「アフリカに対する日本の関わりは時間軸が極めて長い」と述べ、アフリカ投資を急拡大する中国を念頭に、長期にわたる日本の支援をアピールした。 』

     

     

     上記の記事は、日本政府が国連やアフリカ連合などと共同で主催するアフリカ開発会議が行われ、2016年からの3年間で200億ドル(≒2.1兆円)の投資をしたことを、安倍首相が基調演説で紹介したというニュースです。

     

     その安倍首相は、民間投資の勢いが日々新たに塗り替えられるよう日本政府は全力を尽くすとも述べています。

     

     この記事をみて一言いいたいのは「日本経済のデフレを放置しておきながら、何やってんの?」ということです。

     

     日本国内で民間でお金を持つ人から見て、日本国内では投資する先がなく、金融緩和でお金が余っているため、仕方なく海外投資をやっているというのが実情でしょう。

     

     デフレを放置しているその当然の帰結として、海外投資が増え、アフリカ以外の東南アジアなどに投資してきたが、投資先も腎炎費が上昇してきたので、人件費が安いアフリカに投資しておこうか?という話だと思うのですが、これは全く賞賛すべきでも何でもない話です。

     

     アフリカの生活水準が向上するという意味で、発展途上国支援という側面もあるので、立派なことともいえますが、本当にアフリカを支援したいというならば、政府が投資すべきであって、ODA(政府開発援助)などを活用して財政拡大をすればいいだけのことではないでしょうか?

     

     しかしながら財務省が緊縮だからそれができないということで、それだったら国内でだぶついている民間のお金で・・・という発想でやっているとしか思えず、情けないとしか言いようがありません。

     

     おそらく経団連の人らが、「安倍さん!投資する先がないから、安倍外交で海外でいい投資先を探してください!」などと要望し、アフリカで投資することになったのでは?と思います。安倍首相は、アフリカで投資して赤字が出たら政府が補填する仕組みを構築するとまで言っています。

     

     日本のデフレを放置して、日本には政府支出拡大でインフラ投資をやらず、アフリカのインフラに投資することを推進する状況について、日本人は「安倍総理は、日本国民ファーストではないのですか?」と怒るべき話ではないでしょうか?

     

     しかもこうした海外投資を民間にやらせた結果、アフリカで儲かった場合、短期的には日本の円を売って外貨を買って投資するので円安圧力がかかるものの、民間企業は稼いだ外貨を日本に送金しようとするため、外貨を売って円を買うことになるので将来的には円高圧力がかかってきます。

     

     デフレになると海外投資が進み、その海外投資が進んで儲かった外貨を円転するというのがずっと続き、円高圧力がかかることになるのです。

     

     普通に日本国民ファーストで、内需拡大の財政政策をやって、公共事業を増やせば、何もかもがよくなって解決できるということが、いい加減にわからないのか?という話であって、アフリカへ3年間で2兆円投資してきたという事実は、賞賛すべきことでも何でもないと私は思います。

     

     

     というわけで今日は「日本よりもアフリカの方を大事にする日本政府」と題して論説しました。

     このニュースを見ていて思うのは、日本国民ファーストという考えが微塵も感じられないということです。政府が緊縮するだけでなく、外需拡大のために人材面でも高度人材育成を目指すなどとしていますが、これも日本人の能力開発ではなく、アフリカ人を育成することを想定した発言でしょう。

     日本人の教育費を削減し、アフリカ人への能力開発費を増やし、しかもアフリカ支援というのを民間企業にやらせるというのは、全くをもって理解ができません。民間が自由にやるのが正しいとするならば、民間のアフリカ投資の失敗を100%補填する仕組みを作る必要もないのでは?と私は思うのです。


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