憲法9条と安保条約と地位協定

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    JUGEMテーマ:憲法改正

     

     今日は憲法改正について述べたいと思います。

     

     下記は朝日新聞の記事です。

    『朝日新聞 2018/12/05 21:05 自民、改憲4項目の今国会提示断念 参院選前の発議困難

     衆院憲法審査会は5日、自民党が目指した6日の審査会開催を見送ることを決めた。同党は、安倍晋三首相が意欲を示した憲法9条への自衛隊明記を含む「改憲4項目」の今国会提示を断念する。当面、与野党対立が収まる気配はなく、来年の参院選前の改憲案発議も困難な情勢となった。

     10日に会期末を控え、6日は衆院憲法審の最後の定例日となる。与党筆頭幹事を務める自民の新藤義孝・元総務相は5日、立憲民主党の山花郁夫・野党筆頭幹事と国会内で会談。新藤氏が6日開催を求めたのに対し、山花氏は開催できる環境にはないと拒否した。

     自民、公明両党などの幹事らは対応を協議し、6日開催を見送ることにした。自民は今国会で「改憲4項目」の提示を目標に定め、6日の提示を模索した。だが、強硬な運営には出入国管理法改正案の会期内成立をめざす参院側や公明が反対するなどし、「今国会での提示はできない」(首相側近)との判断に傾いた。

     来年の通常国会では、統一地方選や参院選を見据えた与野党対立が予想されるほか、公明も参院選前の改憲案発議には慎重姿勢を示している。参院選までの発議は困難な見通しだ。』

     

     上記の通り、自民党は今年3月にまとめた自衛隊明記など4項目の憲法改正案について、今国会の提示を断念しました。

     

     安倍総理が目指す2019年夏の参議院選挙までの憲法改正の国会発議は困難な情勢となり、野党からはオウンゴールだと指摘され、与野党で丁寧な合意に基づく真摯な議論ができなかったことが残念と述べています。

     

     そもそも「改憲4項目」の4項目とは何か?といえば、次の4つです。

     

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     憲法9条問題以外の3つに関しては、それぞれ検討していく必要があると思いますが、4つの中でも特に異質なのは、自衛隊明記を含める憲法9条問題です。

     

     憲法9条問題とは、そもそも何が問題なのでしょうか?

     

     憲法9条があるから片務性の高い日米安全保障条約があり、外国軍が日本に駐留している理由は憲法9条があるからです。憲法9条と外国軍隊が駐留することはセットであり、切り離すことはできません。

     

     憲法9条があり、日米安保条約があるということのセットの中で、日米地位協定があります。

     

     日米地位協定が治外法権的な問題があったり、1990年代の沖縄少女レイプ問題があったりします。

     

     日本にとっては、地位協定で最も日本が地位が低い状況となっているため、米軍のための土地を民間から借り、日本政府が普天間基地運営のために年間300億円程度、民間から借りてタダで米国に貸し出しています。

     

     これも日米地位協定があるため、日米地位協定の中で、日本政府は米国軍に土地を提供し、基地の施設を提供し、ダムや堤防や高速道路や新幹線などのインフラを作る代わりに、米軍基地施設を作り、米軍が住む居住地区や庭や野球場を作って差し上げ、無償で貸しています。

     

     ここまで不平等な地位協定というのは、日本だけではないか?といわれるくらいなのですが、地位協定自体も安保条約があるからで、安保条約があるのは憲法9条があるからということになります。

     

     だから日本の国家とは何なのか?独立しているとは何のか?自衛隊は何なのか?実力組織と軍隊ではどう違うのか?などなど、こうした問題が全部集約しているのが憲法9条問題であるといえます。

     

     私は憲法9条改正に賛成の立場ではありますが、今すぐに憲法改正するのは、少し早いと考えております。

     

     理由は、憲法の成り立ちの歴史など、日本国民がもっと憲法について歴史を含めて関心を持たない限り、改憲論争をしたとしても、建設的な議論にならないような気がするからです。

     

     最悪、イギリスのブレグジットのように、EU離脱派と反離脱派で国民が分断してしまったように、憲法改正賛成と反対で日本国民が分断されてしまうことも避けたいところで、日本国民を分断して利するのは仮想敵国の中国です。

     

     その隙に沖縄を日本から独立させるなど、中国を利することになるであろう日本国民の分断には絶対にあってはならないことと思うのです。

     

     

     というわけで今日は「憲法9条と安保条約と地位協定」と題し、憲法9条問題について論説しました。

     

    〜関連記事〜

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