2年遅れで開場した豊洲市場と、法で裁けない小池都知事に対する巨大な罪

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    JUGEMテーマ:豊洲市場移転問題

     

     先々週ではありますが、2018/10/11(木)00:00に、豊洲市場が開場しました。今日はこの豊洲市場移転問題について述べたいと思います。

     

     豊洲市場は40万屬發旅さの敷地で、これは築地市場の約1.7倍に相当します。壁がない開放的だった築地市場とは対照的に、豊洲市場は外気を遮断した構造となっているため、気候の影響を受けることなく温度管理が可能です。

     

     もともとは2016年11月に開場予定でしたが、土壌汚染問題で2018年7月まで追加対策工事を行い、開場が1年11か月ほど遅れました。

     

     1年11か月も開場が遅れた理由は、その追加対策工事が原因です。なぜ追加対策工事が必要だったのか?といえば、小池都知事が衛生問題があるからと発言してしまったことが理由です。その結果、追加対策工事をやりましたが、そもそも追加対策工事は不要でした。

     

     本来ならば追加対策工事のお金も不要で、2016年11月に完成していたはずなのですが、ベンゼンが出てきたなどの理由で衛生問題があるという主張を続けてきたのです。

     

     しかしながら小池都知事のそれらの主張は、すべて地下・地中の話であり、地上の話ではありません。だいたい築地市場の土壌からも同程度のベンゼンなどの物質が出ていました。数値こそ異なるとはいえ、同程度の物が築地市場でも出ていたのです。

     

     小池都知事が当時、開場を延期してまでして問題だといってきたことは何か?それを東京都民は絶対に忘れてはいけないと私は思います。

     

     それとは何か?「築地はコンクリートで覆われているから大丈夫だ!」という主張です。

     

     仮に小池都知事がそれを主張するならば豊洲市場もコンクリートで覆われているので大丈夫という話です。

     

     コンクリートで覆われているか覆われていないかということでいうならば、2年間延期する必要は何もありませんでした。さらに衛生面でも豊洲市場の方がずっと安全だったということが、技術的にも技術者も証言していました。耐震性も圧倒的に豊洲の方が最新式の技術を使っており、耐震性が優れていました。

     

     そのため2年前に開始した追加対策工事を開始する以前から、耐震性も衛生面も豊洲市場は築地市場よりも優れていたということになります。

     

     2年前、豊洲市場の開場を延期するとして世論を喚起し、大変な任期で豊洲の女と呼ばれた小池都知事ですが、今はどうでしょうか?

     

     豊洲市場移転問題を人気取りのための道具に使ったとしか、それ以外に意味を見い出すことができません。

     

     これは法律で裁けませんが、巨大な犯罪といえるのではないでしょうか?東京都民は改めてその理解をする必要があると思うのです。

     

     下記は産経新聞の記事です。

    『産経新聞 2018.10.11 08:05 開場直後の豊洲市場でトラブル相次ぐ ターレから出火、接触事故も

     11日開場したばかりの豊洲市場(東京都江東区豊洲)では、火災や事故などのトラブルが相次いだ。

     午前2時55分ごろ、市場内の「7街区」と呼ばれるマグロなどの水産物を扱う水産卸売場棟で、小型運搬車「ターレ」から出火。東京消防庁が消防車など19台を出動させて消火にあたり、約30分後に鎮火した。けが人はいなかった。同庁によると、電気系統のトラブルとみられるという。周囲は一時騒然とした。

     また、午前4時半ごろには「6街区」と呼ばれる水産仲卸売場棟で、市場関係者とみられる60代の女性が、後ろからきたターレと接触して転倒。東京消防庁や警視庁深川署によると、女性は病院に搬送されたが、軽傷とみられる。』

     

     上記は産経新聞の記事ですが、開場直後に小型運搬車ターレット(通称「ターレ」)が出火して焼けたというニュースです。原因は電気系統のトラブルと報じられていますが、築地市場から豊洲市場にターレが移動していて、開場早々に燃えたということで、先行きを懸念しているという人もいるようです。

     

     その豊洲ではAM05:30からマグロの初競りが始まりました。照明の見え具合が築地と違うなどとも報道され、卸値に影響が出るとも報道されました。

     

     こうしたネガティブなニュースもある豊洲市場ですが、コンクリートで覆われて築地と異なって外気が遮断されて鮮度がキープできるため、圧倒的に清潔という声もあるようです。

     

     豊洲市場は今後さらなる安全のアピールもするでしょうが、どう集客するか?が課題となっています。

     

     築地市場は、飲食業や小売業が集客力を発揮して活性化をもたらしてきました。豊洲市場もそれを引き継ぐわけですが、目玉となるのは千客万来施設は、2022年12月に完成し、2023年に開業予定となっています。

     

     さらに環状2号線の開通が、豊洲市場スタートに間に合いませんでした。環状2号線は、2年前から工事していても間に合うスケジュールではありませんでしたが、オリンピックの渋滞緩和に備えることが目的であったため、築地跡地を使う環状2号線の工事の着手が早ければ、2020年の東京オリンピックに間に合う予定でした。

     

     日本の台所と呼ばれた伝統・文化を受け継いで、新たな豊洲ブランドの確立を目指す一方で、環状2号線開通の遅れによる交通渋滞という課題は浮き彫りになることでしょう。

     

     また、スーパーや産地直送やネット通販の拡大により、卸売市場を通す水産物が50%割れ寸前ともいわれています。卸売市場の存在意義が問われる中、物流機能の向上や海外輸出拠点の役割に活路を見い出す考えで、豊洲市場はその先導役としても期待されています。

     

     豊洲移転を推進してきたのは、気まぐれで何となく推進してきたのではありません。築地市場には従来から衛生問題、老朽化問題、耐震性問題といった安全性の問題がありました。

     

     このままでは先行きが見通せないということがずっと言われ、様々な関係者が知恵を絞った結果、豊洲が代替地としてベストとして、巨額なお金をかけて2016年11月開場予定で豊洲移転をすすめてきましたが、土壌汚染の問題があるからという理由で1年11か月開場が延期されました。

     

     この土壌汚染問題は豊洲だけでなく築地でも出ていたものであることは先述の通りです。なぜ築地がそのまま使われているのか?と言われれば「コンクリートで覆われているから大丈夫」というめちゃくちゃな理由でした。

     

     豊洲市場もコンクリートで覆われ、最新式の地下水管理システムを入れているので、より安全なのですが、この時マスコミは地下水管理システムがある地下空間について、盛り土がないなどと意味不明な報道をして、小池都知事の豊洲市場開場延期を助長するどころか、豊洲市場移転反対という報道をしていたのです。

     

     技術関係者の主張を全部無視し、イメージを印象操作してほとんど決まりかけていたものを中止しましたが、そのとき東京都民もマスコミも多くは小池都知事を称賛しました。

     

     これは八ッ場ダムも同じです。ほとんど工事が終わっていたのにもかかわらず、民主党政権が誕生して事業仕分けだかなんだか、八ッ場ダムの工事を止めました。そのとき民主党政権に投票した多くの国民は、民主党が素晴らしいと称賛していました。

     

     こうした人気取りのためにインフラの完成を遅らせるということは、ある意味で巨大な政治犯罪と言えませんでしょうか?

     

     法律では裁くことはできませんが、民主党にしろ、小池都知事にしろ、道義的にはとんでもない犯罪だと思うのです。

     

     

     というわけで今日は、豊洲市場開場について取り上げました。

     小池都知事の豊洲移転問題、民主党の八ッ場ダム問題、いずれも巨大な政治犯罪であると考えます。特に豊洲市場については大局的なそうした問題に触れることなく、その場だけ近視眼的にみて、火事発生や渋滞発生が課題と報道するマスコミの姿勢にも問題があるものと思います。

     豊洲築地問題について、いろんな関係者が血の滲むような努力があって豊洲市場はオープンしたということを、私たち東京都民も東京都以外の日本国民にも知っていただきたい、私はそう思います。

     

    〜関連記事と東京都庁のホームページから豊洲市場について(抜粋)〜

    築地市場も土壌汚染の恐れ?

    豊洲の移転延期の判断誤りを認めようとしない小池都知事

    小池知事の豊洲市場の安全宣言とは、いったい何なのか?

     

     

    <豊洲市場の見学コースと魚の卸売の様子>

    (出典:東京都庁のホームページから引用)


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