宇宙航空研究開発機構の探査機”はやぶさ供匹小惑星「りゅうぐう」に到着!

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     今日は「宇宙航空研究開発機構の探査機”はやぶさ”」とについて論説します。

     

     下記は時事通信のニュースです。

    『時事通信 2018/06/27 はやぶさ2、小惑星に到着=「りゅうぐう」探査へ−生命の起源解明に期待 JAXA

     宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、探査機「はやぶさ2」が目的地の小惑星「りゅうぐう」に到着したと発表した。2019年末までの約1年半に3回の着陸など探査を行い、20年末に地球に帰還する予定。りゅうぐうには水や有機物が存在するとみられており、生命の起源解明につながると期待されている。

     JAXAによると、はやぶさ2は同日朝から、到着に向けた最終軌道修正を開始。午前9時35分にりゅうぐうの高度約20キロの観測用基準点(ホームポジション)に到着したことが確認された。
     14年12月に打ち上げられたはやぶさ2は、15年12月に地球の重力を使った加速(スイングバイ)を実施。その後はイオンエンジンで加速し、約3年半の航行距離は約32億キロに及んだ。
     今月3日に約2100キロ地点まで到達し、往路のイオンエンジン運転を完了した。搭載したカメラでりゅうぐうの位置や距離を確認しながら軌道修正を繰り返し、徐々に接近を続けていた。

     到着後の今年10月には、最初の着陸を行うなど、計3回の着陸・試料採取を計画。小型探査機の投下、火薬を使った衝突装置(インパクター)による人工クレーターを作るなどさまざまな観測を行い、19年末にりゅうぐうを離脱。20年末ごろ地球に帰還し、試料を収めたカプセルを分離して大気圏内に突入させる。
     質量の小さい小惑星は、構成する物質が熱や圧力による変化を受けておらず、約46億年前の太陽系誕生当時の姿をとどめているとされる。初代”はやぶさ”が試料を持ち帰った小惑星イトカワが水をほとんど含まない「S型」に分類されるのに対し、りゅうぐうは「C型」小惑星で、地球に豊富にある水や生命の元となる有機物は、こうした小惑星からもたらされた可能性があると考えられている。(2018/06/27-11:29)』

     

     

     上記記事の通り、宇宙航空研究開発機構(JAXA)によりますと、探査機”はやぶさ”が、地球からおよそ3億キロ離れた小惑星の「りゅうぐう」の20キロの位置に到着したを発表しました。

     今後1年半にわたって滞在し、秋口か生命のもととなる有機物が含まれているとみられている小惑星内部の砂の採取に挑むようです。

     

     ”はやぶさ”が「りゅうぐう」に到着する前、”はやぶさ”が小惑星「いとかわ」から物質を採取していますが、この時は表面の物質でした。

     

     今回は「りゅうぐう」の内部の砂の採取に挑戦し、再来年の2020年に地球に戻ってくる予定です。

     

     JAXAのプロジェクトマネージャーによれば、「誰も見たことがない世界に到達した。大胆に探査したい。」と述べていますが、これは久しぶりに日本にとって明るい話題です。

     

     利益追求とお金のことしか頭にない人からみれば、「こんなわけのわからない砂を採取してどうするのか?」という意見があるでしょうが、好奇心を満たすために莫大な努力をすることは、非常に意味があります。一番大きな意味は、努力の過程でいろんな技術が開発され、発展されるということです。その技術が民間に転用されるという点は、巨大な意味があるといえるでしょう。

     

     普通は軍事的なものを開発して、それが民生転用されるということはよくある話です。例えば、戦闘機のミサイルの赤外線シーカー(敵戦闘機のジェットに追尾する装置)が自動ドアの技術に使われているとか、潜水艦のソナーが魚群探知機に使われているとか、戦闘機の機体の一部に使われるチタンボルト成型加工技術が医療分野で骨折治療等に使われているなどなど、軍事技術が民生転用されるのは数多くあります。

     

     宇宙開発は好奇心が起点で技術開発され、民間に利用転用されていくというラインであり、JAXAのプロジェクトは科学技術振興・発展に大きな意味・目的があるといえるでしょう。

     

     政府の愚策が続く結果、デフレ化を放置されている日本は、衰退国家となってしまっていますが、今回の”はやぶさ”の「りゅうぐう」到着は、数少ない成長分野の話です。

     

     謎を解き明かすようなこうした分野は、すぐに利益が出るものではないため、利益追求が不要な日本政府にどんどんやっていただきたいと考えます。

     

     そもそも「りゅうぐう」の内部の砂を採取した結果、生命の元となる有機物が含まれているかどうか?

     

     生命の誕生説として、有機物スープというものがあり、それが化学反応して生命が誕生したといわれています。有機物スープというのは、どうやって運ばれてきたのか?様々な説があります。

     

     仮説の一つに小惑星によって運ばれたという説があるのですが、古代の地球ができたときに、海の中に有機物スープがあったのはなぜなのか?小惑星から降り注いできたのでは?などなど、それらを検証するために小惑星にロケットを飛ばして砂を採取し、それが小惑星から降り注いできたということが事実だとすれば、すごい発見です。

     

     地球と「りゅうぐう」は、3億キロ離れています。”はやぶさ”がこれまで辿った道は32億キロ〜33億キロであり、山登りに例えるならば、直線距離で行けないのです。”はやぶさ”は、その3億キロもの距離を、巡り巡って32〜33憶キロを辿って、「りゅうぐう」に到着したのです。

     

     もともと”はやぶさ”は、小惑星「いとかわ」の資料を持ち帰ってきた”はやぶさ”の後継機なのですが、”はやぶさ”はトラブル・故障が多く、何とか頑張って地球に戻ってきたという感じです。それはそれで日本人のナショナリズムを高めたといえます。右翼も左翼も関係なく、日本国民が全員で”はやぶさ”を応援するということは、国民の結束を強めたことに他なりません。

     

     

     というわけで、今日は”はやぶさ”について論説しました。小惑星探査機”はやぶさ”は、硫黄エンジンや通信機器が改良され、技術も進歩しました。その”はやぶさ”が2014年12月3日に打ち上げられ、2018年6月27日にようやく到達したということで、長い時間がかかります。

     その際培ったノウハウ技術を、民間への技術転用するにしても、もちろん時間がかかることでしょう。とはいえ、こうした長期の取り組みは、利益追求の株式会社組織では不可能です。このような取り組みこそ、政府が率先して政府支出を増やすことで、デフレ脱却の一助になります。もちろんプライマリーバランス黒字化目標があると、デフレ脱却はできません。

     なぜならば、宇宙開発にお金を使うのであれば、その分消費増税する他の支出(公共工事・介護年金医療など)を削減するという発想になってしまうからです。

     残念ながら2018年6月の財政の骨太方針でプライマリーバランス黒字化目標が残ってしまったのですが、それはそれとして、それ以上に今まで以上に政府支出を拡大すれば、デフレ脱却は可能です。

     今回のニュースをきっかけに、超長期プロジェクトについて、多くの日本国民が関心を持つようになっていただき、政府支出増についても理解をしていただきたいものと思うのです。

     

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