イベント制限の緩和について

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     今日は「イベント制限の緩和について」と題して論説します。

     

     下記は日本経済新聞の記事です。

    『2020/09/17 22:15 プロスポーツ、5割入場に慎重 イベント制限19日緩和     

     政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止で求めてきたイベントの開催制限を19日に緩和する。プロスポーツでは数万人規模の動員も可能になるなど大幅な緩和となるが、制限まで一気の引き上げには慎重な主催者や企業が目立つ。減少してきた新規感染者は最近は横ばい傾向にあり、感染を封じつつ段階的に引き上げを探ることになる。

     政府は19日から、プロ野球やJリーグ、大規模コンサートといった1万人超のイベントについては5千人の上限を撤廃し、収容人数の50%までの入場を可能とする。

     1万人以下の場合は2分類される。観客や演者が大声を出さず、集団感染が起きる可能性が低いクラシックコンサートや映画・演劇などは5千人を上限に満席も認める。大きな歓声などを伴うロックコンサートやライブハウスなどは50%までの制限が維持される。いずれも11月末までの当面の措置で、状況により見直しもありうる。

    (中略)

     満席が可能になる演劇なども動きは慎重だ。松竹は9〜10月の演劇などの公演チケットは現行の定員50%での販売を続ける。11月以降も感染状況などを踏まえ慎重に判断するという。シネマコンプレックス(複合映画館)のTOHOシネマズ(東京・千代田)も当面、座席の50%を維持する。

     エイベックス・エンタテインメント(東京・港)は12日に倖田來未さんのライブツアーを大阪城ホールで実施したが、収容は約3割の4千人に絞り、1日2公演としてライブ配信も実施した。19日以降のツアーも同様の形にする予定だ。

     東京ディズニーリゾートも入場制限を継続している。運営するオリエンタルランド幹部は「入り口やアトラクション前に並ぶ人の間隔を狭めれば感染リスクが高まる危険性もある。来場を一気に増やすのは簡単でない」と話す。

     新規感染者数は8月上旬をピークに減少していたが、最近は下げ止まりがみられる。傾向をみやすい7日移動平均では16日は536.4人で、直近10日間は横ばい傾向。依然、4月の「第1波」のピーク時と同水準にある。東京都や大阪府では、わずかながら増加傾向もみられる。

     こうした中、沖縄県は19日時点では制限を緩和せず、従来の「上限5千人」か「収容人数の50%以内」のいずれか厳しい方での開催を求める。県が独自に判断する4段階の警戒レベルで、上から2番目の「感染流行期」にあるからだ。政府は地域の感染状況に応じ、知事の判断でより厳しい制限を課すことができるとしている。

     東京医科大学の浜田篤郎教授は「緩和しながら感染が拡大しないか様子をみるにはいい時期だ。マスクや3密回避、大声を出さないといった対策で感染リスクを下げられる」とした上で「いきなり大人数になると感染者が紛れ込み集団感染のリスクが高まる。慎重な対応が必要で、徐々に緩和するのがいい」と話す。

     

     上記記事の通り、2020/09/19(土)から、新規コロナウイルス感染拡大防止策としてとられてきた参加人数制限が解除されました。

     

     厳しい制限下で運営を余儀なくされていた劇場などの関係者、ファンは歓迎する一方、感染の終息が見通せない中、戸惑いや不安の声が出ていることも報じられてます。

     

     イベント開催は緊急事態宣言が全面的に解除された2020/05/25以降に段階的に緩和されましたが、2020/09/19からは感染対策を前提に収容人数1万人を超える施設を使った大規模イベントは、現在の5000人の上限を外して収容人数の50%まで入場可能となりました。

     

     1万人以下の施設では5000人上限を維持しつつ、感染や制限が少ないと想定される劇場では満席にすること認められます。

     

     5月に専門家会議が、大いなる無駄玉といえる新しい生活様式やソーシャルディスタンス2mなるものを打ち出しました。

     

     通常、規制というものは、習慣・文化そのものであって深い意味があります。規制改革の規制とは、文化を行政的な視点から見た言葉であって、文化=規制によって得られるであろう所得が得られないというのは普通にあります。

     

     規制があるために民泊ができないというのも、旅館という文化を守るためですし、規制があるために水道事業に民間が参入できないというのも、無料で安心して飲める水というインフラを整備するためには利益追求では品質が落ち、安全な水という日本の文化が守られません。

     

     文化や安全保障を犠牲にしてまで、特定の誰かの利益になるからといって、それをトレードオフすることなど、全く釣り合いません。

     

     しかしながらソーシャルディスタンス2mの規制、新しい生活様式にある新たな規制は、いずれも無駄なことでむしろ文化を破壊するものであると私は思っていました。

     

     このような無意味な規制はさっさと撤廃すべきだというのが私の主張で、そういう意味では一歩進んだともいえますが、遅すぎたと言えるぐらいの話でもあります。

     

     先述の通り、本来は規制=文化ですが、ソーシャルディスタンスは文化を生み出すどころか、文化を否定します。

     

     だから撤廃できたのは良かったと私は思います。

     

     何が安全で、何が危険なのか?ということを、ウイルス学、免疫学の知見に基づいて組み立てなければならないのに、それらの知見を無視してきた専門家会議メンバーの尾身氏、西浦氏の対応は、本当に噴飯ものであると私は思います。

     

     時間の経過とともに、新型コロナウイルスの見えなかった部分が見えてきて、例えば感染者と陽性者は異なるとか、T細胞免疫の集団獲得のこととか、既に感染者は拡大しないことは明白になってきています。

     

     クラシックコンサート、古典芸能、演劇、落語などの催事や、遊園地、美術館、博物館、動物園、植物園、映画館など、参加者が大声を出さない環境が確保できる施設では、収容人数いっぱいまで入場が認められました。

     

     その一方で、1万人以下の施設で開かれるライブハウス、ナイトクラブのイベント、子どもらが集まるキャラクターショー、遊園地系の絶叫系アトラクションは、収容率半分までという規制が続きます。

     

     こうしてみますとずいぶんと緩和された印象がありますが、重要なのは2月〜3月、新型コロナウイルスがよくわからなかった当時は、呼気で感染拡大するか否か?がポイントでした。

     

     呼気で感染拡大すると考えれば、イベントは非常に危険という判断になりますが、その危険性が無いということがもっと早くわかっていたため、早くこうした緩和をすべきだったともいえます。

     

     これこそ無駄な規制の撤廃といえますが、菅政権の場合、やってはいけない改革、即ち文化を守ることを支える規制、安全保障を支えている規制を改革しそうなので、菅総理の言説には大変残念に思います。

     

     新型コロナウイルスは、京都大学の上久保教授の集団免疫説などもあり、普通の風邪という認識が広まりつつあります。

     

     発熱や咳の症状にしても、新型コロナウイルスのみならず、ブドウ球菌肺炎も同じ症状が出ますし、コロナとブドウ球菌肺炎とインフルエンザでは区別がつかないでしょう。

     

     にもかかわらず、厚労省はそれらで亡くなった人は全てコロナを死因として死者をカウントするよう2020/06/18に医療機関に対して指示を出しています。(下記の赤線部分を参照)

     

    <2020/06/18に発信された厚労省対策推進室の事務連絡の抜粋>

    (出典:厚労省のホームページ)

     

     この事務連絡のおかげで、陽性者が交通事故で亡くなろうと、ブドウ球菌肺炎で亡くなろうと、全てコロナで死んだということで死者数にカウントされています。

     

     こうして死者数が水増しされ、”コロナ怖し”の世論が作られていったというのが実態です。

     

     もし予防原則を主張するなら、他に規制しなければならないものはたくさんあるはずですが、中小企業を廃業させ、大企業だけが生き残れるようにしたいという意図があるとするならば、欧米のような粗利益補償をせず、自粛要請とやることで、その意図は達成できるでしょう。

     

     経世済民とは程遠いそうした発想のバイアスが効いて、日本政府が動けば、コロナを利用して中小企業を潰していくというシナリオが実現します。

     

     ゴールドマンサックス証券の元アナリストのアトキンソン氏は、中小企業を活性化させるために淘汰を進ませるなどと主張しています。

     

     そしてアトキンソンの提言を菅総理がそのまま受け入れているため、菅総理は国力とは何なのか?国益とは何なのか?を理解している総理大臣とは私には思えません。

     

     今一度規制とは何のためにあるのか?立ち返っていただき、しっかりと国益について考えた政策を打っていただきたいとイベント開催の規制緩和のニュースをみて改めて思います。

     

     

     というわけで今日は「イベント制限の緩和について」と題して論説しました。

     

    〜関連記事〜

    ゴールドマンサックス証券の伝説のアナリストのアトキンソン氏


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