DNAワクチンとアンジェス社

0

    JUGEMテーマ:大阪維新の会

    JUGEMテーマ:医療はサービス業

    JUGEMテーマ:

    JUGEMテーマ:医療崩壊

     

     

     今日は「DNAワクチンとアンジェス社」と題して論説します。

     

     薬害事件という言葉をご存知でしょうか?

     

     日本では、副作用死亡被害の薬害事件で有名な事件の一つで「薬害イレッサ事件」というものがあります。

     

     この事件は、日本で申請から5カ月という異例のスピードで2002年7月に承認された”肺がん治療薬イレッサ”と呼ばれる薬の副作用で大勢の患者が亡くなった事件です。

     

     イレッサという医薬品名ですが、一般名で「ゲフィチニブ」とも呼ばれていて、製造販売は英国大手製薬メーカーのアストラゼネカ社です。

     

     承認前から副作用が少ないと宣伝されていましたが、2011年9月までに公式発表だけで834人が副作用の間質性肺炎で死亡。特に初期のころに死亡者が集中して、2002年7月から半年で180人、1年で294人もの患者が亡くなりました。

     

     日本において、これほどの副作用死亡被害を出した薬害事件はありませんが、今、日本政府は同じ過ちを繰り返そうとしています。

     

     それがアンジェス社が手掛けるDNAワクチンと呼ばれるものです。

     

     アンジェス社は、大阪大学と産学連携で、DNAワクチンを開発しており、今の日本政府、安倍政権がとても期待していて、アンジェス社の研究に20億円もの予算をつけています。

     

     今年5月22日に報じられた日本経済新聞の記事をご紹介します。

    『日本経済新聞 2020/05/22 10:28 新型コロナワクチン研究、アンジェスに20億円助成

     新型コロナウイルスのワクチン開発に取り組む大阪大学発バイオ企業のアンジェスは22日、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公募に採択され、研究開発費として20億円を受け取ることを発表した。

     AMEDが公募した「新型コロナウイルスを標的としたワクチン実用化開発研究」に採択された。アンジェスの山田英社長は「産学官が一体となり、オールジャパン体制をさらに広げて強化していきたい」と話している。

     アンジェスは体内にウイルスの遺伝情報の一部を送り込んで免疫をつける「DNAワクチン」を開発中。タカラバイオなどと組み、年間20万人分の供給体制を目指している。

     

     上記記事の通り、バイオベンチャー企業としてアンジェス社が20億円を受け取ったとするニュースです。

     

     DNAワクチンという言葉以外に、RNAワクチンというものがあり、ワクチン業界においてはRNAワクチンの方が優位性が明白でより安全であるといわれています。

     

     因みにDNAとRNAの違いは、DNA=デオキシボ核酸、RNA=リボ核酸なのですが、私にはその違いまではわからないため、言葉の違いにとどめますが、DNAワクチンの方がリスクがあると私は素人で僭越ながら認識します。

     

     従来のワクチン製造は時間がかかってプロセスが複雑である一方、RNAワクチンは容易に抗原を作り変えられて安全性が高いといわれています。DNAワクチンの場合は、細胞のゲノムに組み込まれる危険性、抗DNA抗体が産出される危険性があり、RNAワクチンの方が優位性が明白かつ安全といわれているようです。

     

     そのDNAワクチンは、RNAワクチンよりも短い工程で済むというメリットがあるため、早期にワクチンができるのでは?ということで、大阪府の吉村知事も期待を寄せていて、各種新聞マスメディアでアンジェス社のDNAワクチン開発の件が報じられています。

     

     現在、日本国内で新型コロナウイルスのワクチンを開発しているプレイヤーとしては6社があります。

     

    .▲好肇薀璽優

    ▲▲鵐献Д

    KMバイオロジクス

    け野義製薬

    ド霤通品工業

    β莪貉斡製薬

     

     日本医事新報社によれば、2020/08/07厚生労働省が管轄する「ワクチン生産体制等緊急整備事業(第一次公募)の採択結果として、組み換えタンパクワクチンを開発中のけ野義製薬に約223億円、DNAワクチンを開発中の▲▲鵐献Д垢北94億円、不活化ワクチンを開発中のKMバイオロジクスに約61億円がそれぞれ助成金として交付されることになりました。

     

     上記のニュース自体は悪いニュースではありませんし、助成金を受ける▲▲鵐献Д后↓け野義製薬、KMバイオロジクスが研究する内容について、私が甲乙つけるつもりもありませんし、知見を持ち合わせてもおりません。。

     

     ただアンジェス社と大阪府との関係について触れながら、DNAワクチンの危険性についても述べたいと思います。

     

     そもそもアンジェス社というのはどういう企業か?といえば、大阪大学出身の森下竜一氏が創業者で社長のバイオベンチャー企業です。

     

     森下竜一氏は大阪大学の医学部を卒業していますが、Wikipediaでは医学者というより政治屋、経営者と言われることがあるなどとされています。

     

     現在森下氏は、アンジェス社の中ではアドバイザーという立場になっていますが、個人で株式を保有していますので、アンジェス社と森下氏は一体化されているものと考えます。

     

     その大阪は、IRカジノやワクチンなど、スピード感を持っていろんなことが進むイメージがあります。

     

     大阪府は維新の会が強いのはご承知の通りで、大阪には野党議員がいません。野党議員がいないのが大阪市であり、維新の会が強く、関西メディア自体も維新の会を推しています。

     

     アンジェス社の森下教授と大阪府と大阪大学が共同で何かやろうとすると、スピーディーに決まります。

     

     森下氏自身が政治屋と呼ばれる通り、大阪市、大阪府の統合本部医療戦略会議の参与という肩書を持ち、国政でいえば、竹中平蔵氏に近い医療アドバイザーといえます。

     

     大阪万博の委員にもなっており、維新の会と非常に近しく仲がいいというレベル以上の存在になっています。

     

     大阪は医療ツーリズムをやろうということで、医療特区にもなっています。医療特区は国家戦略特区の一つで、大阪や東京は医療・教育特区に指定され、”一番ビジネスがしやすい環境”ということで、規制フリーでサクサクっといろんなことが決まっていくのです。

     

     それこそが国家戦略特区であり、国家戦略特別区域法で定めた規制フリーという概念が日本で定められた法律や憲法の上に来るため、規制で保護が必要なものであっても、”ビジネスがしやすい環境”という大義で規制をかけないのです。

     

     国政レベルの日本政府と竹中平蔵、都道府県レベルの大阪府と森下竜一、いかにも関係が似ていると私は思います。

     

     ここまではアンジェス社と大阪府の話でしたが、DNAワクチンの危険性についても触れておきます。

     

     DNAワクチンについて、メリデメは下記の通りです。

     

    メリット:ウイルスそのものを投与しないのでワクチン投与による発症はない

    デメリット:ウイルスそのものを投与する方法よりワクチンの制度が落ちる可能性がある

     

     DNAワクチンは、ウイルスそのものを投与するわけではないため、ウイルスに罹患することはないものの、実際のワクチンは副作用のリスクは普通に存在します。

     

     よくいわれているのは、サイトカインストーム(免疫異常暴走症状)と呼ばれるもので、突然死、細胞の遺伝子変異、想定外の疾患発症リスクがあります。

     

     ワクチンを入れると免疫ができますが、その免疫が暴走するという症状が稀に発生します。

     

     となれば突然死や細胞の遺伝子が急変したり、想定外の疾患リスクなど、いろんなリスクが存在するのです。

     

     国民の生命の安全を考えて、予防原則も視野に入れつつ、安全な医薬品が開発されるべきだと思うのですが、医療特区はビジネスをしやすくするということなので、そうした安全のための規制があってはビジネスには邪魔だ!ということで、安全性がなおざりにされてしまうリスクがあります。

     

     確かにコロナウイルスのワクチンは、第二波、第三波が来ると考えれば、早急な開発が望まれるでしょう。

     

     だからといって、いつもの安全ステップのプロセスを短縮してよいか?といわれれば、いいはずがありません。

     

     政府が安心の医療提供のための規制を、コストがかかるからとか、金儲けの利幅が減るからなどというお金儲けのために規制を緩和して医薬品承認のための安全ステップのプロセスを短縮化するなど、許してはいけないに決まっています。

     

     仮にも、安全ステップのプロセスを短縮化したことが原因で予期しないリスクで薬害の副作用が多発してしまっては、安全な医療とは程遠いことになってしまい、逆に医療安全保障という国益を損ねてしまうものと私は思うからです。

     

     

     というわけで今日は「DNAワクチンとアンジェス社」と題して論説しました。

     

    〜関連記事(グローバルビジネス・レントシーキング)〜

    ハイジャック・電波ジャックならぬ法律ジャック!それがスーパーシティ法です!

    財力の乏しい農家を窮地に追い込む改正種苗法について

    コロナ騒動の裏で通そうとしている種苗法改正で、日本国民はゲノム編集食品の実験台になります!

    権力維持のために日本国民に対して面従腹背している安倍総理は売国奴です!

    ”グローバルな社会だから法人税を引き下げなければ企業が海外に逃げていく”のウソ

    ”法人税を上げるなら日本を出て海外に出ていく”というのは企業側の単なる脅しに過ぎません!

    国際競争力を高めるために法人税を下げなければならないという言説の欺瞞

    「法人税が高いと企業が海外に流出してしまう!」というウソ

    リフレ派理論について

    安全でおいしい水を廉価で飲める日本のすばらしさを考える!

    インフラファンドとレントシーキング問題

    刑務所の民営化は、正しいのか?

    レントシーキングについて!(格差を作る方法とは?)

     

    〜関連記事(国家戦略特区法)〜

    加計学園問題で、安倍首相の働きかけの有無について!

    加計学園問題と国家戦略特別区域法

    森友学園問題!日本国を亡ぼす財務省の人事評価制度に鉄槌を!

    加計学園問題が持つ本当の意味

     

    〜関連記事(医薬品業界)〜

    薬価改定について製薬会社の反発は当然です!

    長期保有の武田薬品(株)(証券コード:4502)の売却を決断!


    コメント
    コメントする








       

    calendar

    S M T W T F S
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930   
    << September 2020 >>

    スポンサーリンク

    ブログ村

    ブログランキング・にほんブログ村へ
    にほんブログ村

    recent comment

    • 大阪都構想とは大阪市役所を廃止するのではなく大阪市という政令市を廃止することです!
      Ode (09/19)
    • 政治主導よりも官僚主導・族議員の昭和時代に戻ることが日本を強くする
      Ode (09/15)
    • 京都大学の上久保靖彦教授による新型コロナウイルスの日本人集団免疫獲得説について
      Ode (08/25)
    • 最高益となった41社が巣ごもり需要を取り込んだとするどうでもいい報道と粗利益補償の必要性
      Ode (08/21)
    • よくぞ言った!経団連の山内副会長”熊本豪雨災害は一種の人災”発言の真意について!
      Ode (08/04)
    • 日本国民の人命よりも”オリンピック開催”と”財政再建”を優先する安倍政権
      棚木随心 (03/16)
    • 地獄と化した武漢の真実が日本に伝わらない理由(日中記者交換協定について)
      アホでもわかるから書く必要はない (02/04)
    • レバノンのベイルートとビブロス遺跡
      棚木随心 (01/22)
    • 四国新幹線の署名活動について
      ・・・ (12/14)
    • サムスン電子について
      あ (10/20)

    profile

    search this site.

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM